2010年度中部オカリーナ協会
講習会のご報告

 初めに、この度の東日本大震災・長野県北部および静岡県東部の地震により、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 平成22年度中部オカリーナ協会の講習会は、以前より中部オカリーナ協会のメンバーと交流のある台湾の嘉義市陶笛楽團をお招きして、演奏と全員合奏をする予定で進めてきました。しかし、嘉義市陶笛楽團より今回日本を襲った、東日本大震災の状況を鑑み、日本公演を中止する旨の連絡が入り、「協会」は急遽予定を変更せざるを得なくなりました。
 加藤いつみ理事長の発案により、理事を中心とした演奏でプログラムを進めることになりました。最初は、中野悦子理事と堀江和子理事のオカリナ二重奏による「三匹のくま」など、韓国曲のメドレーでした。2番目は、高橋美智子副理事長と岡野喜恵理事・水野真由美によるオカリナ三重奏で、加藤いつみ理事長が編曲した「おたまじゃくしとかえる」など披露されました。3番目は佐藤益子理事の率いるオカリナ室内合奏団“クオーレ”のオカリナ三重奏です。「アロハ・オエ」などのハワイの曲と日本の春の曲のメドレーは、春を感じる明るい曲でした。4番目は松永房子理事によるオカリナソロ演奏です。JPOPを若々しく演奏されました。5番目は加藤いつみ理事長と高橋美智子副理事長・岡野喜恵理事・中野悦子理事・水野真由美によって「ビリーブ」が演奏されました。最後は、高橋美智子副理事の歌う「花のまわりで」に合わせて、全員で吹きました。また、台湾の人たちと一緒に吹くことになっていた「月亮代表我的心」をも吹きました。この曲は、“月が私の心を表している”という淡い恋心を表した曲で、台湾では多くの人に愛され親しまれています。この曲を吹き終わった時には、気持ちが高揚し、会場が一つになった感動を味合いました。何とか乗り切れた喜びと理事の方々そしてご参加くださった皆様方の協力に深い感謝をいたします。







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