「第2回 アジア オカリナフェスティバル」に共催して

 中部オカリーナ協会は、アジアのオカリナ愛好者を対象に結成された「アジアオカリナ協会(AOA)」(2010年)主催の「アジア オカリナフェスティバル」をAOAと共催しました。期日は、2012年8月18・19日の両日、「愛知県女性総合センターウィルあいち」にて開催しました。出演は、2日間で延べ57グループ(個人も含む)。その内訳は、日本43、中国5、台湾5、韓国4グループ。出演者数は日本300、海外は120名。客席は2日共800の座席がほぼ満席という盛大な会になりました。役員・会員・観客の皆様の支援により務めを果たすことが出来ましたのでその様子を報告します。
 以下、その様子をお知らせいたします。


■プログラム


■開会宣言

8月18日14:00、実行委員長の加藤いつみの開会宣言で幕が開きました。

■「アジアオカリナ協会」(AOA)の理事

開会に先立ち、AOAの各国代表理事がステージに上がって、全員覚えたての日本語で挨拶をしてもらいました。

■出演グループ

レインボー(名古屋)


原樂天&原子豊(香港)


仙境陶笛重奏楽団(台湾)


 この会を通して日本と海外のオカリナ学習の実態が分かりました。日本は秋田〜熊本在住の方が出演してくださり、オカリナ愛好者が全国的に居られることが分かりました。また、海外では、指導者が子ども達のオカリナ教育に懸命にかかわっているが様子が伝わってきました。特に、台湾、中国、香港の子どもたちは、ダブルやトリプルのオカリナをいとも易しく吹きこなし、その技術の高さには、目を見張るものがありました。持っている演奏能力の高さとそれに伴って振りつけられたパフォーマンスに、観客もステージに釘づけにされました。日本では一般に中高年者の愛用楽器として思われているのに対し、アジアの国々では、新しい楽器として学校の音楽教育の中で取り上げられているようです。これらの子ども達が将来吹き続けてくれたなら、オカリナも楽器としての正しい評価と地位が得られるのではないか、と思いました。
 2014年には北京で開催が予定されています。皆さん一緒に参加なさいませんか。